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寝坊した休日の朝。

ふと庭に人の気配を感じカーテンを開けると、
庭の柵を作ってくれた上司が柵のペンキを塗りなおしていました。
携帯ラジオ聞きながら。鼻歌交じりに。


上司の方「いやぁ、いち父君がペンキ塗ったでしょ?
あまりに塗りムラがあるから気になっちゃってねえ。塗り直してた」

ピンポンして下さい。
お茶くらい入れます。


「すみません、朝早くから…。」

上司の方「いや、昨日から始めてる。奥さんに気使わせちゃ悪いと思って。」

お茶くらい入れますから。

「気が付きませんで…」

上司の方「それはそうと、芝。もうちょっと刈らないとだめだね。
でもこんなのは燃やしちゃえばいいんだ。こうやって

って、おもむろにライターで芝に火を放ってますけど!

燃え広がる炎。今塗ったばかりの柵の下にも入り込んで…危険じゃないんですか?

上司の方「ああ 大丈夫だ。俺はこれで自宅の網戸を燃やしたけど

それって大丈夫な範囲なんでしょうか。

上司の方「奥さんいないときに燃やしたら何だと思って、まだ端の方しか燃やしてなかったんだ

って、既に東半分燃やし済み。
なんだかわからないけど私、笑いが止まらない。




上司の方「いち父君、ペンキ塗りとか芝の管理とか苦手でしょう」


確かに…。雑なペンキの塗り跡、上司の方も私も気にしてましたもんね。
せっかく作った力作。仕上げがこれじゃあ、浮かばれないとは思っていました。
そう。
上司の方がいつか塗り直しに来てくれる。そんな気はしていたのです。

「色々ありがとうございます…」

上司の方「あ  そういえば裏庭にお客さんきてるね」


…?



いとこ「ども。おはよう」


いつからか、いとこの植木屋さんが裏庭で測量していた。

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(←みんな!!ピンポンするんだ!!)





そういえば裏庭に枕木敷いたら…って言っていたような。
見積もりの為の測量かな。


あの、お茶くらい出しますんで!
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