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好きなんです、渡辺篤史・建もの探訪
誰でも一度は見たことあるのでは、というくらいお馴染みですね。
東京の方では2006年から朝6:00からの放送に変わったと聞きます。(長野では土曜10時25分です)
それで「まだやってるの?」と思われる方も少なくないと聞きますが、
実は来年で20年を迎えるという長寿番組です。

私がこの番組を好きなのは、素敵なお宅がいっぱい。。。という事もありますが、
渡辺篤史さんが好き・という部分が大きいです。

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ところで、家を建てるということは、
立地条件から家族構成、予算まで、人それぞれ異なった要素から構成されるものです。
その中で、できる限り自分たちが快適と思う項目を優先させながら、時には妥協・挫折を繰り返し、
沢山の想いをこめて、竣工を迎えます。

お邪魔しているブロガーさんが昔、(たしか)こんな様な話をされてました。
「人のお宅の間取りを見て、安易にこうしたほうが良かった、と評価しないようにしている。
それはそうできなかった理由があるかもしれないからだ。」
と。   
「間取りはこっちを立てれば、あっちが立たず」ともおっしゃっていました。
私も本当にそう思います。
間取りに限らず、家づくり全体、こだわりと妥協はつきものです。
100パーセントの土地に100パーセントの家。。。ってすごく難しい。
だから、自分がこだわった部分を嬉しく思い、残念だった部分も含めて納得し、一生懸命建てたお家を好きになれればいいと思います。



。。。そんなアツい建主(てか、私)の想いを知ってか知らずか、
渡辺篤史は今日もすごい勢いで褒め倒します
玄関入る前から~、
子供の絵を見て~、
犬の頭を撫でて~、
「ほ~、これはこれは。。。」
とにかく感嘆の溜息を発し続けます。

ほめ殺し、と揶揄する人もいますが、
私的には、すごく見ていて気持ち良いです。
多分、多くの人がそう思っているから、
こんなに長い間愛される番組になったのでは。
建主が力いっぱいで建てた、自慢の我が家。
それを褒める技術さえ優れていれば、
あとはお家自身が何かを語ってくれるのではないでしょうか。

他局の建物番組。
小さなミスをドラマチックに演出したり、
建築の事はわからないレポーターが無神経な発言をしたり。
そういうのを心痛めて見聞きしていると、
渡辺さんの温厚な笑顔がなんだかほっとしてしまうのです。


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(先日は下書き用記事アップしてしまいました。。。失礼しました。
 アレは好きな映像だったんですけど、慌てて消しました~)

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夜、裏庭からうちを見たら、
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家のなか、丸見え

裏には庭をはさんで民家。
どんだけ露出する気なのか、と。
この日はまだ中の引き戸を引いているものの、
普段はそれも開けっ放し。
つまり、お茶の間全開。

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うちの計画中時代の模型です。
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めちゃ四角いです。

建物の形状をシンプルにする、という事はローコストの基本です。
以前にも話した、無駄な材料を出さない、という事にも通じますし、
形状がシンプルな分、足場もシンプル、施工もシンプル、ということです。



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あとは、窓を既製の流通サイズの物を組み合わせました。
特注なし。
本当は木製サッシが良かったのですが、アルミ樹脂複合に。
寒冷地では当たり前になりつつあるLow-eガラスをやめ、普通のペアガラスに。




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家じゅう壁や建具もないので、大幅コストダウンです。

棚などもなるべく扉をつけませんでした
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脱衣所も、キッチンも。
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そして、照明は安いものを多用
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特に多く採用した。裸電球。一個1000円ちょっと。
他のお宅では倉庫などに使われています。

ダウンライトも多いです。
そんなにお値段張りません。




そして、一番のコストダウンは坪数を減らしたこと
最初私の希望は建坪40坪でした。
間取り集を眺めていて、それくらい必要かな、とぼんやり思っただけです。
聞いたところによると、地方の4人家族では平均だそう。
それをいち父が広すぎる、と意見。確かに、今考えると贅沢でした。
建築家さんに36坪くらいでどうか?と相談。
設計の工夫でもう少し減らしては?と、
結局35,5坪程となりました。



おおまかなところではそんなところです。
細かい部分では沢山あるのですが、それはまた今度の機会に。


さほど参考にならなくてスミマソン。
一般的なコストダウンですね~。
次はもうちょっといいこと書くようがんばります
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先日の記事で私は「子供スペースの幅が狭い」と書きました。
ベットの配置が有効に使えないので、部屋全体が狭くなる気がしたのです。
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が、建築家さんといち父的には、それが「ねらい」でもあるようです。

そう、この子供スペースは完全に仕切ると、4畳ちょっとの広さ
『子供部屋は必要最小限の広さ。わざと居心地悪くして、籠るのを防ぐ』という、
今流行りの考えです。
建築家さんは3畳でもいいくらいだと言っていました。いち父も賛同です。
そうだなあ、それは最もだと思うんだけれど。。。
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最初にもいいましたが、
うちは『ローコストで頑張りましょう
という事で設計が始まりました。

ローコストや坪単価などは明確な定義がまちまちなのですが、
私の中で最初に目指した価格は
『近所の大手ハウスメーカーの建売+100万の総工費』
でした。
結果、自分たちの希望が膨らみオーバーしてしまった部分が大きかったのですが、
納得する額には近づけました。

予算を抑えるための方法は、雑誌などに書かれていることと同じかもしれませんが、
その中でも、うちで採用した方法を書いていこうと思います。


... 続きを読む